FMたんと「菅原知之の感じるままに」6月12日放送分
ゲスト:前田 佳宏(ソーシャルワーカー)2/3
ソーシャルワーカー前田 佳宏氏との対談2週目
大牟田市社会福祉士協議会 社会福祉士の前田佳宏氏をお迎えし、パーソナリテ 菅原知之と語るコロナ禍における今。
今回は、菅原がコロナ禍で始めた新たな取り組み。子どもの学びを地域の力で支える。菅原知之の、新しい挑戦の物語です。
今、私にできることとは?
コロナ禍で取り組んだ子どもへの取組
5 月、おおむたブリッジを開始。
休校で家から出られない中で、学校が休みになり「学び」の機会が減っている。
その子どもたちの部屋に橋をかけよう、そして地域の力に活躍してもらおうというプログラムを始めた。
1 回目はオンラインで実施。
「やながわ」というレストランと、子どもたちの部屋をオンラインでつなぎ、餃子を焼くというワークを行った。
子どもたちからは「夜、お母さんに焼く」という声もあった。
これをきっかけに親子の会話になったり、ということにつながったかなと思い、うれしい。
この取組のきっかけ、昨年から教育のことを考えていた。
なないろリボンという活動をもう3年やってきた。子どもの支援をしていく中で、子どもの教育ということを考えてきた。
今年、「居場所」に取り組もうと思っていたとき、コロナの話があった。
「今、僕たちにできることを考えないといけない」。そう思って、手作りで一日でホームページをささって作りました。
親や家庭も大変。学校も複雑で大変な中で、子どもたちにどういう学びを地域も関わってやっていけるのか考えていて、「今やらないと」って思った。
「私にできること」への思い
なないろリボンでは、毎回私たちにできることについて話している。
医療のことは医師がやるとか、福祉のことは福祉の人がやるとか。そうではなくて、自分たちを外側に置くのではなく、今自分にできることを考えないと一歩につながらない。
大きなことをやらないとって言われると、自分だって何もできない。
今日できることを一歩、二歩ってやっていけば大きなことにつながる。
仕事の軸
予測できない局面で、「自分は何者か?何のために?」に戻らないと意思決定ができない。雑音も多く、取捨選択して最後に残ったものを大切にしている。
自分の軸や原点を見出して、そこで進まなければスピードのある意思決定はできない。
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