FMたんと「菅原知之の感じるままに」7月3日放送分
ゲスト:高口 恵美(ソーシャルワーカー)2/4
スクールソーシャルワーカー高口恵美氏との対談2週目
菅原知之がコロナ禍で取り組んだ、オンラインを活用した子どもの学びの場「おおむたブリッジ」。共に取り組む高口恵美氏と、その思いを語る対談。
おおむたブリッジについて、「居場所」への思い。安心できる安全な「居場所」とはどのようなものなのか、そんな気持ちを語ります。
あなたには、居場所がありますか...?
あなたにとって安心できる居場所は、どんな場所ですか...?
対話を通した対等な関係から
ありのままでいられる場所とは
高口恵美:
安心安全な場所がベース、そして対等な関係性が前提。お互いに尊重される関係。思いが違ってもあたりまえ。相手の意見も尊重し、自分も意見できる場所。
評価されるとか、評価するという関係ではない。
対話へのフォーカス
菅原知之:
話をするときは、どこがゴールなのかとか、解決のために会話をしていることが多い。何かを目標とした会話からはそれ以上の結果は生まれない。お茶を飲みながら話したりしているときにその人の本当の声が出てくる。そうするとその人のきらっとひかるものが見える。
対話には、可能性がある。
対話からの気付き
高口恵美:
今の自分の感覚とかやりたいこととか自分の思いに、自分で意識して気づけている人は少ない。人との対話や交流、いろんな環境の中での経験を通して引き出されていくものと思う。
対等な関係の中で、自分はこんなことしたかったんだとか思える。大人でもそうで職場で気を使っていたりすると難しい。
これまでも将来何がしたいかとか、明日どういきたいかすらもイメージできない子もいる。
そこから対話を通していっしょに見つけていくところから始めていく。
それができて、そういう文化ができていったらすごくあったかい。
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