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  • 菅原知之の感じるままに

【対談】おおむたブリッジでどんなワークを?(ゲスト 高口恵美 3/4)

FMたんと「菅原知之の感じるままに」7月10日放送分

ゲスト:高口 恵美(ソーシャルワーカー)3/4

スクールソーシャルワーカー高口恵美氏との対談3週目


菅原知之がコロナ禍で取り組んだ、オンラインを活用した子どもの学びの場「おおむたブリッジ」。共に取り組む高口恵美氏と、その思いを語る対談。




おおむたブリッジの活動について話が深まります。活動するための4つの柱。それぞれの柱にかけた思いとは。この柱を通してどんな居場所にしたいのか。居場所へのそれぞれの思いが語られます。


 

活動のための4つの柱への思い


おおむたブリッジ、4つの活動の柱


菅原知之:


ワークショップを中心とした取り組みは4つの柱の中の一つ。高口氏が取り組んできた「ぷれいす」をベースにした心への取り組み。


高口氏がスクールソーシャルワーカーの取り組んできた子どもたちに伴走すること。子どもたちの思ったことを社会に発信するという柱。



高口恵美


一つ目の柱は体験型のワークショップ。体験を通して生活するスキルを高める。


二つ目の柱は自分自身の心の状況と向き合う。これが「ぷれいす」でこれまで取り組んできたもの。子どもたちが自分の心に向き合いながら、自分のことを知りながら、ストレスをマネジメントしていったりできるようになることをめざす。


いろんな生活環境は変化していくが、そこを乗り越えていく、または誰かに相談できるスキルを身につけていくことを意図して、小グループのワークを実施するもの。


三つ目の柱は、そこに行き着くまでに動機付けが必要な子どももいる。面談というか相談の窓口を設けながら、今後何をやっていくかをいっしょに考えていくもの。



居場所を考える


菅原知之:


「居場所」というときに場所があれば人が来るなんてことはない。場所に辿りつけたとしても、自分にとっての「安全安心な場所」と認識できるまでには必要なものがある。


それは人とのつながりだったり誰かがいるということ。


四つ目の柱は、子どもたちがやりたいこと、やってみたいこと、チャレンジしたいことを仲間と大人といっしょにやれるっていう体験。


例えば、お店を作ってみたりとか、この地域で抱えている問題を解決するとか。それを大人といっしょに取り組めるようなことができたらと思う。


子どもたちが誰かから与えられた問いをやるのではなく、子どもたち自身がが立てた問いに取り組むことが一番大事。


仲間と大人といっしょにやれるっていう体験。それを経験できたらもっとこういうことしたいとか、学びたいと思う力につながっていくんじゃないかって思っています。

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