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  • 菅原知之の感じるままに

【編集後記】大人の責任、対等な関係性(ゲスト 高口恵美 4/4)

FMたんと「菅原知之の感じるままに」7月17日放送分

ゲスト:高口 恵美(スクールソーシャルワーカー)4/4


「おおむたブリッジ」が目指すこと


おおむたブリッジにおいて、また子どもの学びにおいて、「大人の関わり方」というテーマで話が始まった。


主体性を子どもにもってもらうという意識は、菅原が重視してきたものである。


一方でそれに対して、大人の「責任」についても言及している。

相反するように一見見えるが、ここが深まっていく。


子どもは力を持っている。でもまだ経験が足りない部分もある。

そこに大人が責任を持って支えること、それが大人の関わり方だと菅原は言う。


そして、それを言うのは簡単だが、実際にどのように関わるのかは菅原も勉強中だと言う。

そして菅原は大人であろうとする、子どもに教えようとする無意識の自分に気づいていた。


ここまで自分を振り返り、自分の行動を変えようとする。この行動こそが菅原が変化し続け、成長し続ける所以と言える。


私たちも大人であろうとしていないだろうか。


大人だからしっかりしないといけない。大人だから子どもの前で立派でいないといけない。

そう思っていないだろうか。


それを超えて対等に話し合えたとき、子どもとか大人とかを超えて、人と人として対話できたとき何か新鮮なものが生まれるのだろう。


そしてその対等な関係こそ、「おおむたブリッジ」が目指していることであり、菅原が目指す社会の姿だ。



― 前田 佳宏

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